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黒部ダム2020年モデルコース
「立山黒部アルペンルート」は、バスやロープウエイなど6つの乗り物でつながっている富山県と長野県にまたがる山岳観光地です。
立山黒部アルペンルートと全部制覇するには乗り物をたくさん乗り継ぐ必要がありますが、今回は黒部ダムがメインだったので現地についてからの所要時間は約3時間でした。ルートとしては「扇沢駅~黒部ダム~黒部平~大観峰」の往復です。
黒部ダム「扇沢駅」周辺駐車場
無料駐車場 | 230台 |
有料駐車場 | 350台 |
臨時駐車場 | 600台〜800台 ※混雑時のみ対応 |
乗用車駐車料金 | ・第1、第2駐車場 12時間まで 1,000円(超過12時間まで1,000円) ・第3、第4駐車場 24時間まで 1,000円(超過24時間まで1,000円) |
備考 | 混雑時には、扇沢手前8kmの臨時駐車場あり。 駐車場整備協力金として1台500円が必要ですが、そこから無料シャトルバスで扇沢送迎。 |
今回8月のお盆休み最終の日曜日に利用しました。お盆期間中なので激込みなのかと思ってましたが、朝の7時前ぐらいに到着しましたが、有料の第一駐車場はガラガラでした。(帰り際お昼すぎに戻ってきた際には、満車になっており驚きました)
周辺の無料駐車場はアスファルト整備はされていなく、砂利の上に車を停めるような形になります。有料駐車場からは少し歩きますが、それでも無料なので、一泊二日等で登山をする方などはとても使いやすいんじゃないかなと思います。
黒部ダム行きのトロリーバス
黒部ダム行きのバスは1時間に2本です。
満席になれば、次の便まで30分待つ必要があります。
朝の七時過ぎにチケット売り場でチケットを買いましたが、すでに15人が始発のバス待ちとのことでした。とはいっても、駅の中には人はほとんどいなくガラガラの状態でした。
ちなみに黒部ダムまでなら往復2,570円で、所要時間は1時間半~2時間です。
混雑期にはお昼頃にはもうバスのチケットがなくなることもあるみたいです。
トロリーバスは、ガソリンではなく電気を動力として走っており、自動車としてのくくりではなく鉄道の一種として区分されているそうです。ですので、バス停ではなく、扇沢駅という駅名がついているんですね。
バス車内のコロナ対策はどうなっている?
結論から言うと、かなりしっかりとコロナ対策が施されているように思いました。
運転席と客室には、全面を覆う、ビニールの透明シートで仕切りされており、乗車人数もある程度制限、後席の窓は喚起のため解放されていました。
ただし、前席の窓は開かないようなので、心配な方は後席に座ったほうがよいかもしれません。
車内喚起中のステッカーまで貼ってありました。トンネル内のヒヤリと冷たい風が心地よかったです。
こうやって見ると結構バスが連なって走っているのがわかります。
黒部に降り立った人はバスの数に比べるとかなり少なかったように思いますので、かなり分散乗車が徹底されているのかと思います。
トロリーバスを降りるとすぐに、このような案内が目に入ってきます。直接黒部ダム方面にいくには、階段を降りると近いですが、これぞ黒部ダムっていう大パノラマを見るためには、右側の220段の階段を上る必要があります。絶対に右側からから行くことをおすすめします。まぁしんどいですけど(笑)
220段の階段を上り終えたところです。展望台の真上にでます。
体を反対向けると
トンネルを抜けるとそこはダムだった!
観光放水もしてくれており、階段を上り終えると大パノラマが広がります。何度も映像や写真で見ていたからか、正直初めてみたときは?あれ?こんなもん?みたいな印象が正直なところでした(笑)期待値が大きすぎた!?
多分、展望台からダムまで結構距離があるので、ちょっと感動が薄れてしまったのかもしれません(笑)
でも、このダム本体に進むこの階段を下っていくにつれ、ダムが近くなり、インパクトが増してきて、「あぁー黒部ダムに本当に来た!」っていう実感増してきました(笑)
これをダムの両岸からワイヤーでぶら下げてコンクリートを運んでダムを作り上げていったそうです。
多い時には一日数百回もコンクリを運んだとか!?
神がかってますよね。
ダムの真上です。人はほんとまばらでした。
普通の県道ぐらいの幅ありますよね!?ダムの上です(笑)余裕で車がすれ違えて歩道もあります。
ちなみに黒部ダムの標高は1,454mで、長野県と富山県のほぼ県境に位置します。
朝の8時過ぎにこの場所に立ちましたが、8月の真っただ中というのに結構寒い。羽織るものが必ず必要です。
お昼前には普通の暑さになっていました。それでも平地よりは断然涼しいと思います。
ダムを真上から見下ろしたところです。
運よく虹がかかっていました。
足元がスゥースゥーします。
ダムを渡り終えると、漆黒の闇の入り口が見えてきます。
黒部ケーブルカーの入り口です。
日本で唯一トンネルの中だけを走るケーブルカーだそうです。
黒部湖~黒部平
所要時間約5分。
大人往復1,320円です。
コロナ対策のため、喚起がされています。
黒部平に到着すると次は黒部平~大観峰までの黒部ロープーウェイに乗り換えます。
乗車定員ほぼマックス状態で3蜜に近い状態でしたが、皆さん非常にマナーが良くてほぼしゃべらずに景色を眺めてらっしゃる方が多くてとても気持ちがよかったです。登山客の方が半分ぐらいを占めていたように思います。
こちらもコロナ対策の為に上部も窓が解放されていました。
あと乗車前に手先をアルコールで消毒をするようスタッフの方から指示がありました。
雲行きが怪しい。
案の定、大観峰は雲がかかっており、展望台からの視界はほぼゼロでした。
帰り道は少し雲が流れてて綺麗に黒部湖や立山黒部の山々を確認することができました。
2020年 黒部ダム コロナ渦でのブログレビュー まとめ
- 8月のお盆休み期間中(最終日の日曜日)の早朝7時時点では駐車場はガラガラ
- お昼頃には有料駐車場は満車
- お客さんの数も圧倒的に少ない
- 各乗り物それぞれコロナ対策が徹底されている
- お客さんもマナーがしっかりしている方が多い印象
と、絶対的な観光客数も通常の繁忙期に比べると圧倒的に少ない印象で、(例えるなら、地方の平日の午前中の遊園地の込み具合みたいな)とても快適に見て回ることができました。
帰りは高速のSAで車中泊もどきをしながら、帰りました。
8月の夏休み期間中に神戸からマイカーで0泊2日で黒部ダムへ弾丸旅行へ行ってきました。コロナ渦での状況等をレビューしたいと思います。