目次
- 1 「Hiltonオナーズ・アメリカンエキスプレス・カード」(ヒルトンアメックス)がデビューしました。2種類のカードの特徴をわかりやすく解説します。
- 1.1 「ヒルトンアメックス」・「ヒルトンアメックスプレミアム」の特徴
- 1.2 ヒルトンは日本国内ではマリオットインターナショナルに次ぐホテルグループ
- 1.3 ヒルトンアメックスの保有でヒルトンゴールドが付帯!ヒルトンアメックスプレミアムならヒルトンダイヤモンドも狙える!
- 1.4 ヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典の価値は?
- 1.5 ヒルトンアメックスの新規入会キャンペーン・最もお得な申込方法は?
- 1.6 ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)が初年度、2年目以降も実質無料
- 1.7 ヒルトンアメックス・ヒルトンアメックスプレミアムカードのデメリット
- 1.8 ヒルトンアメックスを発行すべき人
- 1.9 ヒルトンアメックスの審査と発行
「Hiltonオナーズ・アメリカンエキスプレス・カード」(ヒルトンアメックス)がデビューしました。2種類のカードの特徴をわかりやすく解説します。
「ヒルトンアメックス」・「ヒルトンアメックスプレミアム」の特徴
ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックスプレミアム | |
---|---|---|
年会費(税込) | 16,500円 | 66,000円 |
家族カード | 1枚まで無料 2枚目以降6,600円 | 3枚まで無料 4枚目以降13,200円 |
獲得できるポイント | ヒルトンオナーズポイント | 同左 |
ポイント還元率 | 通常100円→2ポイント ヒルトンでの利用100円→3ポイント | 通常100円→3ポイント ヒルトンでの利用100円→7ポイント |
ポイントの利用方法 | ・ヒルトンでの宿泊 ・マイルへの交換 他 | 同左 |
付帯サービス | ・国内28空港、海外1空港のラウンジが無料(同伴者1名可) ・旅行傷害保険 ・空港手荷物無料宅配サービス(海外からの帰国時) ・ショッピングプロテクション ・オンラインプロテクション | ・国内28空港、海外1空港のラウンジが無料(同伴者1名可) ・旅行傷害保険 ・空港手荷物無料宅配サービス(海外からの帰国時) ・ショッピングプロテクション ・オンラインプロテクション ・スマートフォンプロテクション(※1) ・キャンセルプロテクション ・航空便遅延補償 |
ステータス | ・ヒルトン・オナーズ・ ゴールドステータス(無条件) ・朝食無料(2名まで) | ヒルトン・オナーズ・ ゴールドステータス ※無条件 ・朝食無料(2名まで) さらに1月~12月のカード利用実績200万円以上でダイヤモンドステータス |
継続特典 | 年間150万円利用・カードの継続でウィークエンド無料宿泊付与 | カードの継続でウィークエンド無料宿泊券付与、年間300万円の利用さらに1泊分付与 |
その他 | HPCJ初年度1万円(※2) | HPCJ初年度無料 |
(※1) スマートフォンプロテクションについて
ヒルトンアメックスプレミアム限定ですが、自身のスマートフォンの破損に対して補償がついています。購入後2年以内等制限はありますが、1年間の上に上限3万円まで補償されるのでなかなか手厚いかなと思います。
お持ちのスマートフォンが破損した場合、修理代金を最大3万円まで補償。購入後2年以内の本保険の対象となるスマートフォン(*1)であれば、保険期間(*2)中(1年間)、通算して支払限度額(3万円)を限度として、ご請求いただけます。
(*1)保険事故発生時点で、スマホ通信料を少なくとも3ヶ月以上連続して、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで決済されている場合が対象です。
(*2)保険期間、条件、補償内容の詳細については、ウェブサイトのスマートフォン・プロテクション補償規定をご確認ください。
※対象は基本カード会員様のみとなります。家族カード会員様は、この補償の対象にはなりません。
(※2) HPCJについて
「ヒルトンプレミアムクラブジャパンの略称。主な特典は宿泊料金が25%もOFFになるので、ヒルトンユーザーにとってはメリットが大きい。
ヒルトンは日本国内ではマリオットインターナショナルに次ぐホテルグループ
2021年4月現在、日本国内には17のホテルがヒルトングループとして運営しています。
沖縄に5つもホテルが集中しています。
沖縄にあるマリオット系列のホテルは軒並み、カテゴリがランクアップされ、8月の沖縄で無料宿泊特典(50,000ポイントまで)で宿泊できるホテルはマリオット沖縄のみとなってしまいました。
ヒルトンアメックスのウィークエンド宿泊券は、週末(金土日)利用に限られますが、ブラックアウトなし、カテゴリで限定されることはないので、利用価値が非常に高いです。
さらに新規開業もどんどん予定されています。
- 2021年11月 ヒルトン長崎
- 2021年秋 ヒルトングランドバケーションズ沖縄
- 2022年 ヒルトン広島
- 2022年 ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸
- 2023年 ヒルトン札幌パークホテル
- 2023年 ヒルトン沖縄宮古島リゾート
- 2023年 ダブルツリーbyヒルトン富山
などなど、今後も新規開業ラッシュが続く予定で、ホテル選びの選択肢もどんどん増えていきます。
ヒルトンアメックスの保有でヒルトンゴールドが付帯!ヒルトンアメックスプレミアムならヒルトンダイヤモンドも狙える!
ヒルトンアメックス、ヒルトンアメックスプレミアムの最大の売りがヒルトンのステータスです。
- 客室のアップグレード(エグゼクティブまで)
- すべてのホテルでの朝食無料サービス
- 無制限のマイルストーンボーナス
- 客室のアップグレード(1ベッドルームスイートまで)
- エグゼクティブラウンジの利用
- ダイヤモンド会員資格の延長
- 48時間客室保証
- エリート会員資格の贈呈
- コンラッド東京の朝食料金5,000円(税、サービス料込み)
- コンラッド大阪の朝食料金5,400円(税、サービス料込み)
ヒルトンゴールドでも2名分の朝食が無料でついてきますので、コンラッドでしたら大人2名で宿泊するだけでも十分元が取れます。
【ヒルトンアメックスプレミアムカード】であれば、1月~12月の間のカード利用額が200万円以上あればダイヤモンドステータス付与という特典が付いてきます。
1月~12月のカード利用が条件なので、カード発行してから1年間という意味ではありません。
例えば、年の半ばの6月にカードを発行した場合、6月~12月の間で合計200万円利用しないとダイヤモンドステータスは付与されません。
年初の1月にカードを発行した場合は、12月までの間に合計200万円利用すれば良いので、十分余裕があります。
結論
年の半ばに【ヒルトンアメックスプレミアム】を取得して、ヒルトンダイヤモンドを目指そう!という方は、一刻も早くカードを発行しなければなりませんw
でもまず先に、今から年末までに200万円カード決済ができるかどうか計算してくださいw
万が一決済額が足りなかった場合は、翌年度のダイヤモンドステータスはお預けになってしまいますからね。なんの為に高い年会費を払って【ヒルトンアメックスプレミアムカード】を発行した意味がなくなってしまいます。
ヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典の価値は?
ヒルトンアメックスのウィークエンド宿泊券特典の最大の特徴は
- カテゴリの縛りがない!
- 対象外ホテルは海外の一部ホテルだけ!
- カード継続と年間150万円の利用でウィークエンド無料宿泊券1泊分付与
- カード継続でウィークエンド無料宿泊1泊分付与
- 年間300万円の利用でさらにウィークエンド無料宿泊1泊分付与(合計最大2泊分)
対象カード | 基本カード会員のみ(家族カードは対象外) |
有効期限 | 特典発行から1年間 |
対象ホテル | 世界中のヒルトン・オナーズのホテルのスタンダードルーム |
利用可能日 | 金曜、土曜、日曜の夜(ブラックアウト・利用除外日なし) |
対象外ホテル | 国内はなし 対象外は海外の一部ホテル 詳細 |
宿泊券の発行方式 | デジタルバウチャー カード更新後3ヶ月を目処に、ヒルトン・オナーズに登録の メールアドレスに特典交換コードが送信される |
ウィークエンド無料宿泊券の除外ホテルは、海外の一部のホテルなので、国内のホテルは今のところほぼ関係ありません。
コンラッドなどの高級ラインも無料で泊まれるので価値はむちゃくちゃ大きいですよ。
ウィークエンドということで月~木は利用できませんが、一般的な会社員には全く持って関係のない話?なので、無視できるレベルだと思います。
コンラッド東京の週末土曜日の宿泊サイト一休での料金プランです。素泊まり1泊大人2名で37,580円です。
素泊まりでも2泊すると75,160円なので【ヒルトンアメックスプレミアムカード】でもらくらく元が取れてしまいます。
ヒルトンアメックスの新規入会キャンペーン・最もお得な申込方法は?
アメックスは強力な入会キャンペーンを打ってきます。
「ヒルトンアメックス」「ヒルトンアメックスプレミアム」の入会の方法は
- アメックスの公式サイトから発行
- ポイントサイト経由での発行
の2つの方法があります。通常アメックスの場合は紹介経由での申込がお得なのですが、ヒルトンアメックスの2種類のカードについては、今のところ紹介制度はまだ始まっておりません。
いずれ、紹介制度が導入される可能性もあるので、制度が始まれば、公式サイトやポイントサイト経由で申し込むよりお得になる可能性が高いです。
公式サイトでのキャンペーンは?
「ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・カード」の入会キャンペーンは、
- 入会で2,000ポイント
- 入会1か月以内に10回(利用1回につき1,000円以上)の利用で3,000ポイント
- 入会3か月以内に30万円以上の利用で10,000ポイント
- 入会6か月以内に75万円以上の利用で10,000ポイント
合計で最大25,000ポイントが入会ボーナスポイントとして獲得できます。
ヒルトン・オナーズ・ポイントの価値はだいたい1ポイント約0.5円程度が相場なので、ざっくり20,000円ぐらいの価値になります。
仮に6か月以内に75万円分カード決済をすると通常ポイントが約15,000ポイント(公共料金等はのぞく)にボーナスポイントが追加されるので、約40,000ポイント(約20,000円相当)が貯まる計算になります。
「ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード」の入会キャンペーンは、
- 入会で5,000ポイント
- 入会後1か月以内にカード利用10回(利用1回につき1,000円以上)の利用で10,000ポイント
- 入会後3か月以内に30万円のカード利用で30,000ポイント
- 入会後6か月以内に150万円のカード利用で30,000ポイント
合計で最大75,000ポイントが入会ボーナスポイントとして獲得できます。
ヒルトン・オナーズ・ポイントの価値はだいたい1ポイント約0.5円程度が相場なので、ざっくり32,500円ぐらいの価値になります。
仮に6か月以内に150万円分カード決済をすると通常ポイントが約50,000ポイント(公共料金等はのぞく)にボーナスポイント75,000ポイントが追加されるので、約120,000ポイント(約60,000円相当)が貯まる計算になります。ほぼ年会費をペイできます。
モッピー(ポイントサイト)経由でポイントの二重取りが可能!
- ヒルトンアメックスの場合は1,000モッピーポイント(1,000円分)
- ヒルトンアメックスプレミアムの場合は2,000モッピーポイント(2,000円分)
公式サイトから直接するともらえないポイントが、モッピーを経由するだけで1,000円~2,000円相当のポイントがさらに追加でもらえます。
モッピーへの登録がまだの方は下記のバナーからの紹介経由での申込がお得です。
入会後、入会の翌々月末までにモッピーで5,000P以上獲得で、2,000ポイントがボーナスポイントでプレゼントされるので是非のぞいて見てください。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)が初年度、2年目以降も実質無料
- 宿泊費用が25%OFF
- レストランが20%OFF
- 5,000円割引券×2枚(年に1度)
- 初年度シルバー会員(ヒルトンアメックス保有者はもともとゴールドなので関係なし)
通常年会費が25,000円ですが、ヒルトンアメックスは初年度無料、2年目以降も1万円で加入できます。
5,000円の割引券が2枚もらえるので、ヒルトンアメックス会員は実質無料ですね。
子連れの旅行などで、親はゴールドステータスで朝食無料で食べることができて、子供は割引券で食事すると実質家族全員分の朝食が無料になります。
いやこれ家族連れなんかにはマジで最高じゃないですかね
ヒルトンアメックス・ヒルトンアメックスプレミアムカードのデメリット
マイル交換用カードとしてのメリットはありません。
ヒルトンポイントは一応航空各社のマイルに交換可能ですが、レートが超絶悪いので、おススメしません。
ホテルのポイントをマイルに替えるのであれば、ヒルトンアメックスよりもSPGアメックスが断然おススメです。
ヒルトンポイントはヒルトンの無料宿泊に利用するのが一番お得な使い道です。
航空会社 | ポイント:マイル |
ANA | 10:1 |
JAL | 10:1 |
アメリカン航空 | 10:1.5 |
エールフランス | 10:1 |
ブリティッシュエアウェイズ | 10:1 |
アジアマイル | 10:1 |
デルタスカイマイル | 10:1 |
もはや交換する意味ある!?っていうレベルです。
ヒルトンアメックスを発行すべき人
ヒルトン・アメックスカードの発行がおススメの人
- 年に2回以上ヒルトンホテルに宿泊する予定がある人(朝食無料特典)
- 沖縄によく旅行に出かける人(沖縄県だけで5つのヒルトン系列ホテルがある)
- 旅行先が基本的に地方よりも都市部が多い(ヒルトンは地方に少なく都市部に多い)
一年に2回以上ヒルトンを利用する方なら、ヒルトンアメックスカードを持つことで、自動的にヒルトンゴールド=朝食2名分が無料になるので、年会費分を十分ペイできます。
ヒルトンはマリオットグループにはホテル数では劣りますが、沖縄には5つもヒルトン系列ホテルがあるので、沖縄によく旅行する方には全くもって問題ないです。
ヒルトンは都市部には多くホテルが存在しますが、マリオットに比べ、地方の充実度はあまり高くありません。地方よりも都市部での宿泊が多い方は、ヒルトンカードの発行は十分にメリットがあると考えられます。
ヒルトン・アメックス・プレミアムカードの発行がおススメの人
- ラウンジ利用、ワンベッドスイートまでのアップグレードに期待したい人
- 年間200万円以上の利用実績が見込める人(ダイヤモンドステータス達成条件)
- 年間300万円以上のクレジット利用実績が見込める人(ウィークエンド無料宿泊券2泊付与条件)
年間300万円以上のクレジット利用実績の可否がポイントですかね。何せ2泊分の宿泊券が付与されるので、コンラッド等で利用すると年会費分を楽々ペイできます。
ヒルトンアメックスの審査と発行
ヒルトンアメックスの審査基準
体感的な話にはなりますが、アメックスの発行基準は以前に比べてもかなり通りやすくなったように思います。
ある程度の年収、勤続年数があり、返済に遅滞等がなければ問題なく通るのではないかと思います。
異動情報、月超延滞等は基本的に不可です。
ヒルトンアメックスの発行期間
私の場合ですが、ヒルトンアメックスプレミアムカードを日曜日にネット申し込んで、翌営業日(月曜日)の夕方にはヒルトンのステータスがゴールドに変わっておりました。
特に審査が通ったというメール連絡はまだ来ていませんでしたが、実際、カード発行に向け準備が進められているようでした。
申込から2日後に入会完了のお知らせ(審査通過)がメールで到着しました。
申込からちょうど1週間で本人限定郵便が到着。実際にカードを受け取ったのは翌日なので、トータルで申込から8日後にカードを受け取ることができました。
ヒルトンアメックスで貯まったポイントはヒルトンで使えるヒルトンポイントとなります。
最大の特徴はヒルトンゴールドステータスが付与される点、さらにヒルトンアメックスプレミアムでは、その上のダイヤモンドステータスも十分狙えます。